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  びわこ揚水土地改良区
〒523-0087
近江八幡市北津田町1503番地
TEL 0748-32-4555
FAX 0748-32-4559
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事業情報

 節水型水利用システム実証支援事業

  滋賀県の補助を受けて、官民共同で新しい事業に取り組んでいます。

 

    趣 旨

  農業用水を節水することは、水資源の有効利用や農業系負荷の削減が

 目的ですが、かんがい関連の経費削減による営農コストの削減や施設更新

 コストの削減等大きなメリットがあることから、本実験事業を実施するものです。

  特に当改良区がくみ上げた水はすべて西の湖に集まります。

  地域は国の重要的文化景観第1号に指定されており、ラムサール条約

 にも登録申請中です。

  このように素晴らしい県下最大の内湖である西の湖の水質浄化も目指します。

 

   節水組合の構成員

  代表者  びわこ揚水土地改良区 理事長 中谷 哲夫

  協力企業

  内外エンジニアリング 株式会社

  株式会社 日吉

  滋賀工業 株式会社

  株式会社 トキメック


  学識経験者者

       滋賀県立大学   教授  金木 亮一 氏 


  オブザーバー

       近畿農政局
          淀川水系土地改良調査管理事務所
          保全対策課長・環境専門官


       滋賀県東近江地域振興局
          田園振興第一課

     
       滋賀県農政水産部
           耕地課

        びわこ揚水土地改良区 用排水委員会

        受益農家代表(浅小井町 農家のみなさん)



    具体的な計画

    実証ほ場:近江八幡市浅小井地先  (4号分水工:50ha)

    循環かんがいにより節水を図り、西の湖への濁水などの農業負荷の
 
   流入を削減する。

    経過報告

  平成20年12月4日

  第5回検討委員会(最終

  滋賀県立大学の金木亮一先生をお招きして講評をいただきました。

  【講評】
   1シーズンの実証支援事業の実施により面白い有意義な成果が得られた。
   @水の削減(水番の効果があきらかになり、今までにない調査で他地区、
    他改良区に利用できる。
   A節水以上に排水の削減につながっている。
    電気代の削減、西の湖(琵琶湖)への負荷軽減にたいしてよくわかる。
    もうひと頑張りして水収支を計算すれば他地区にも応用できる。
   Bこの事業で終わることなく、他地区で続けていただきたい。

  理事長のコメント
   @各農家への意識づけができた。
   A濁水を流さないように徹底できた。
   B滋賀県の実証支援事業であり、県としてこの成果を次に繋げて欲しい。

 節水組合員の企業のコメント
   @通常の業務では体験しえないことが体験できてよかった。
   A農家の皆さんにお願いしたいことは、
     @用排水路の施設については、今まで以上に気配りをお願いしたい。
     Aそのような意識を今後の維持管理の方向・目標にして尽力してほしい。
      B滋賀県の本事業の目的と合致するが、大規模な農業水利施設を更新
       するよりも循環かんがい用に排水路にポンプを設置する方が、
       断然経済的であり琵琶湖にもやさしいのでぜひ啓発しながら
       この事業を拡大してほしい。
                                         などなど
 

 

  中谷理事長あいさつ            講評を述べられる県立大金木教授







       (事務局より一言)
 協賛いただきました企業の皆様、実験ほ場になりました浅小井地区の
農家の皆さんのご協力により予想を超える成果を得ることができました。
 紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。
 引き続きご指導・ご支援の程よろしくお願い申し上げます。



 
平成20年10月21日  地元の工業高校生徒に本事業のPRと環境測定の勉強会を開催



本事業に賛同いただき組合の構成メンバーである 株式会社 日吉
村上氏に講師をお願いして、滋賀県立八幡工業高校 環境化学科三年生
課研メンバー七名の生徒に水質調査で重要な流速の測定を電磁式流速計を
使用しての測定方法や濁度の測定を指導していただきました。
 その後、各種パックテストを手際よく行いました。

   平成20年10月19日

  地元での成果発表会

 実証事業のほ場となり、多大な協力・ご苦労をいただきました地元
浅小井地区組合の代表者の方にふれあいセンターでお礼を兼ねて
成果発表をさせていただきました。
 来年度も同様に水管理するとの嬉しい回答をいただきました。




    説明者は内外エンジニアリング株式会社 中西氏


   平成20年10月3日


9月23日をもって揚水機の運転は終了しました。
節水の効果のみは下記のとおりです。
水質を含めた最終結果はいましばらくお待ちください。
少し文字が小さいのですが、節水率は前年比23%減となりました。


これも地元農家の皆様が毎日2回節水パトロールを行うなどきめ細かい活動の
賜です。
他分水工においても、来年度はより一層挑戦してみてください。

   平成20年8月22日

  第3回 検討委員会


7月は全体揚水量は前年比の2倍になりましたが、地元浅小井の農家の皆様の努力により14%UPにとどまりました。

この活動をびわこ揚水の地域内で実践し20%の節水が図れたら電力費を3,000千円ほど削減できます。



   平成20年7月15日

  第2回 検討委員会

  4月は大幅に使用量が上回りましたが、5月は模索しながらの水管理でした。
  6月に入ってからは、地元農家の皆様方の水管理における努力によりまして、
 昨年度の使用量の60%で対応していただきました。
  こうした活動は安土南部地域(石寺、西老蘇および東老蘇)では、すでに実践しており、
 ”世代をつなぐ農村まるごと保全向上に向けて”の事業を使い、より強力に推進しています。


   平成20年6月11日

  第1回 検討委員会


 


    平成20年4月18日 完成した施設のSW ON式を執り行いました

   


   
   雨のなかを、NHK、びわこ放送およびHOTTVをはじめ読売新聞、京都新聞 
   
、中日新聞、滋賀報知新聞などなどの取材もありそれぞれのテレビ局のニュース

 各社、新聞誌上に連載していただきました。




  啓発看板の設置                     
   
                            

 循環ポンプ建屋内部構造